2012~2013 テニスで良いお年を!
2012ウインブルドンはフェデラーとセレナが、全米はマレーとセレナが優勝しました。
ウインブルドンで決勝後のマレーの、(勝ちたかったけど勝つのは)簡単じゃなかった・・・。
という涙ながらのコメントがウインブルドンで優勝することの難しさと、30歳での勝利を得たフェデラーの偉大さをよく物語っているような気がします。
でもそのマレー、ロンドンオリンピックと全米で見事に優勝し、流した涙が無駄ではなかったことを証明しました。
さて、ポイントを取る方法はいくつあるか?というのが前回の問いでしたが、答えは・・・二つです。
一つ目はウイナーを取って得点すること。
二つ目は相手にミスをさせて得点すること。
フェデラーでもマレーでもセレナでも初心者でも経験豊富なあなたでも、みんな同じく、2つです。
ではここで次の質問。
ウイナーを取っての得点と相手にミスをさせての得点との比率はおおよそどれくらいでしょうか。
私のもっている北信越ジュニア大会のM君とT君の試合データではウイナー25%、相手のミス75%という結果がでています。M君は新潟県の代表選手でT君は長野県の代表選手です。
それでは自分の試合では?
最近の試合を振り返ってみるといいと思います。
同じくらいのレベルの人との対戦だとして何%対何%でしょう。
もちろんその比率は試合ごとに対戦ごとに変動するのが当然ですが、おおよそ
ウイナーは10%から30%、ミスは90%から70%程度ではないでしょうか。大雑把に
とらえて2対8の比率と考えていいと思います。
このことから分かることは、試合の結果を左右する大きな要素はウイナーの数ではなくミスの数だと考えた方がいいのではということです。
となれば、試合に勝ちたければ、どうやったらミスを減らせるか?
という課題をクリアしましょうということことになりますね。
同時に、いかにして相手にミスをさせるかが大事になるわけです。もちろんウイナーを増やす努力も必要だと思いますが大勢を決めるのはミスの数だということです。
自分のミスは減らして相手にはミスを多くさせる!
さて、そのためには?
年明けの全豪で選手たちがどうしているかをじっくりとご覧ください。
みなさま、良いお年を!!