全豪オープンで日本選手大活躍!

4大グランドスラムの一つ、全豪オープンが真夏のオーストラリア・メルボルンで開催。

1月中旬から2週間にわたり、トッププレーヤーたちの熱き戦いが繰り広げられました。


男子シングルスの優勝は、第1シードの世界王者ノバック・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのアンディ・マレー(英国)を破り3連覇。

女子シングルスは、第1シードの世界女王ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が第6シードの李娜(中国)を破り2連覇を果たしました。


我が日本からは、男子では錦織圭、添田豪、伊藤竜馬が、女子は森田あゆみ、土居美咲、そしてクルム伊達公子の6選手が出場し、全員が1回戦を突破する大活躍。


錦織圭選手は今回第16シードで登場。2回戦、3回戦はストレート勝ち、順当にシードを守って4回戦で第3シードのダビド・フェレール(スペイン)に破れはしましたが、ベスト16の成績。


前哨戦のブリスベン国際大会で痛めた左膝の不安を抱えながらの躍進は、世界ランキングのトップ10入りを予感させるに十分なトッププレーヤーの戦い方になってきたなと感じさせました。


クルム伊達公子選手の活躍は世界を驚かせました。

42歳の伊達選手が1回戦で第12シードのナディア・ペトロワ(ロシア)を、2回戦でシャハー・ピアー(イスラエル)をそれぞれストレートで下し、3回戦進出を果たしたからです。


4大大会での3回戦進出は、2008年の現役復帰後初めてのベスト32となったのです。

なお、1968年のオープン化以降での40歳以上の女子としては2人目で、34年ぶりの快挙になります。

2回戦では気温40度近くの中、3回戦では試合開始が遅くなり、気温20度と涼しく、風も吹くというタフなコンディションの中、伊達選手は果敢な攻めのテニスを続けることができました。


何という精神力(ガッツ)でしょう。

 

 テレビで、伊達選手のトレーニング法を紹介していました。体幹(体の軸)を整え、鍛えるのに、専門のトレーナーに師事し、トレーニングに励んでいる姿でした。日々のコンディション作りに信念を持ち、専念している姿は、正にアスリートそのものです。


錦織選手、伊達選手のますますの活躍が期待されます。

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